Sheep Photo by Dani Mettler
今日は暦の上で「大寒」。これからは寒さも和らいでくるはずですが。。。
暖かい高知でも、今年の冬は寒い。歳のせいでしょうか?
年々、冬の寒さが身にしみてます(汗)
子供の頃は冬に太もも丸出しの半ズボンを履いていても、あまり寒さを感じなかったと思います。きっと年々、新陳代謝が下がり寒く感じるのかもしれません。
ここ数年は寒さに耐え切れず、冬用のアンダーウェアを身につけています。アンダーウェアと言えば聞こえは良いですが、俗に言うババシャツ(ジジシャツ)です(笑)
若い時には着用することに少し気恥ずかしさがあったかもしれませんが、ユニクロのヒートテックが発売され、爆発的なヒット商品となった今では、年齢を問わず冬の必須アイテムになったような気がします。
Heattech Photo by othree
皆さんもよくご存知のヒートテックには私も随分お世話になりました。本当に暖かく、何着か買い揃えたものです。
でも、私にとって、すべてが良かったというわけでもありませんでした。
・汗冷えがして余計に寒い
寒いとは言え冬でも汗はかきます。外気温は低くても、汗ばむくらいの陽気の日もあります。寒い日に暖かい昼食をとると、薄っすら汗ばむこともあります。
そんな時、速乾性のないヒートテックは余計に身体を冷やすことになります。
ヒートテックの素材は人の体内から発せられる水蒸気が繊維について発熱する吸湿発熱繊維です。ただ、吸湿発熱繊維といっても、永遠に発熱をし続けるわけではなく、一定量の水分を取り込んだ後は発熱効果がなくなります。衣類が乾燥すれば発熱効果は復活しますが。。。最初の2~3分程度が効果のピークだとか。
・静電気による肌のトラブルが多い
静電気のせいで肌が乾燥しすぎて、肌がカサカサになっり、痒みがある。
着用する状況や人によって、そんなこともあるのでしょう。数年前にはこんな記事もあり、状況によってはヒートテックでは厳しい状況もあるようです。ヒートテックが「悪」というわけではなく、私には少しあわなかったというとこでしょう。
Yarn for my hourglass sweater Photo by sand_and_sky
昨年のベストバイ・アイテムの記事にも書きましたが、今年の冬はメリノウール素材のアンダーウェアにお世話になっています。メリノウールはニュージーランドのメリノ種という羊の毛です。その毛を素材としたアンダーウェアは一度着ると、もうソレなしではいられないほど快適です。
メリノウールの特徴といえば。。。
・とにかく暖かい
メリノウールも吸湿発熱素材ですが、暖かさは最高!
・臭くならない
メリノウールは天然素材なので抗菌・防臭作用があります。
・静電気が起きにくい
繊維内部の保水率が高く、帯電しにくいため静電気が発生しにくい繊維です。
・洗濯機でも洗えるネットに入れ中性洗剤で洗えます。油分が落ちると効果が薄れるので、洗いすぎには注意です。
登山やアウトドアをされる方にはもはや常識的なことではあるのですが、寒い日の普段着にも最適だと思います。近所のmont-bellでシャツとタイツを2組、パームウォーマーを購入。ヒートテックに比べると随分良い値段ですが、個人的にはお気に入りです。ヒートテックの時に感じた不満も少し解消したように思います。
mont-bellのアンダーウェアには、メリノウールの他にジオラインという速乾性に優れたシリーズがあります。保温性と防臭ならメリノウール(ウール)、透湿性と速乾性ならジオライン(化繊)といったところでしょうか。試してはいませんが、mont-bellだけでなくアウトドアメーカーやスポーツ用品のメーカーの製品でそこそこの値段のモノは、其れと同様かそれ以上の機能はあるようです。
まだまだ寒いが続きそうなので、私にとっては手放せないアイテムのひとつです。
あれ?
そういえば、今年は羊年でしたね...。
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