薪のおはなし
今年の秋はなんか変な感じでいきなり寒くなってきたような気がします。そしてキャンプでは焚き火の季節ですよね!
そんなある日ネットニュースでこんな記事を見かけました。高知の日高村にある「薪」野良直販所について書かれた記事です。
以前から「薪」のコトについては書こうと思っていましたが下書き状態のままでした。丁度良い機会なので書いておこうと思います。
野営では焚き火は欠かせません。ある意味、焚き火のためにキャンプに行っているみたいなもんです。焚き火が好きな人には当たり前のことですが薪には針葉樹と広葉樹があります。
・針葉樹(スギやマツなど)
火が付きやすい
すぐに燃え尽きる
・広葉樹(サクラ、シイ、カシなど)
火が付きにくい
長い時間燃える
他にも違いはあるでしょうけど、だいたいこんな感じでしょうか。料理や焚き付けには針葉樹。まったりとした焚き火には広葉樹とか。どっちが良いという分けではなく、上手く使い分けたり併用するほうが良いようです。
薪を販売しているキャンプ場もありますが、その多くは針葉樹が多いかもしれません。森林県である高知でも杉やヒノキが多く広葉樹の薪を手に入れるのは意外と容易ではありません。でも、「木の駅 ひだか」で手に入れることができます。
一昨年くらい前から存在を知り購入しに行きますが、結構な確率でいつも入り口を通り過ぎてしまいます(汗)
▼木の駅 ひだか
▼1コンテナ=500円
高知県は森林面積が県土の84%という日本一の森林県。その約7割弱は針葉樹であるスギやヒノキ。ですが、「木の駅 ひだか」の位置する仁淀川水系は広葉樹であるシイが約7〜8割とのことです。毎週金曜日に会員の方々で薪作りをされているようです。(駅長さん談)
初めて行った時には「駅長さん」がおられて、対応してくれました。施設の方が不在の時には備え付けの封筒にお金を入れて、換気扇の隙間からお金を投げ込んどくそうです。高知でたまに見かける良心市的な感じです。
記事にもありますが県外からトラックで購入しに来る方もいるそうです。ゆくゆくはネット販売も考えているとか...。
こんな感じで種類や乾燥期間によって積み上げられています。
「木の駅 ひだか」で販売されてる薪はよく乾燥していて火持ちが良いです。そしてモノによったらナイフのバトニングで小割りなんかできないくらい硬い。
当然、燃やせばなくなってしまう薪だけど、お金に変えがたい時間を与えてくれる薪。個人的にはそんな良質な薪を安価に購入できるコトは素晴らしいです!
あ〜ぁ、焚き火がしてぇよ...。