とうもろこしのお話し
最近ではスーパーに行けば年中手に入らない食材はあまりありません。当然、便利なんだけど、季節感がないと言うか...。
この時期、夏を感じる食材は色々ありますが、今日はとうもろこしのお話です。
高知にはいくつかの食の「街道」があります。
多くは地域の農家さんやお店が、商工会なんかと一緒になって地域を盛り上げるためにつけた名称がほとんどです。「街道」と命名はされていませんが、須崎市のなべ焼きラーメン、室戸市のキンメ丼や安芸市のちりめん丼など、B級グルメや特産品を活かした地域振興のひとつです。
でも、「きび街道」だけは少し違っていて、いつの間にかそう呼ばれるようになった食の「街道」です。
きび街道では数件の農家さんと農協?が採れたてのとうもろこしを露天販売しています。
毎年5月の後半から6月の初旬になると、「きび街道」が販売を始めたことが地元のニュースになります。初夏を感じるひと時です。
生のままと、茹でたモノがあります。 「とうもろこしは鮮度が命」らしく、時間が経つと糖分がでんぷんに変わってしまって、味がが落ちるようです。恥ずかしながら知りませんでした。
朝どれのとうもろこしをその場で茹でて、食べるのが一番美味しいようです。新鮮なお刺身と一緒で、釣った魚をその場で捌いて食べるので美味しくないはずがありません。
土日には午前中で販売が終了してしまう日も珍しくありません。私が行ったのは13時過ぎですが、15人くらいの人が並んでいます。ひとりで何本も買っていかれる方も多く、ゆでるのが間に合いません(笑) 大忙しですね。
順次、茹でているのですが、2巡くらいまったかな...。やっと購入できました(笑)
形が揃ってなく、小さいのも混ざっていますが、500〜600円くらいでした。
艶々としたとうもろこしは甘くて美味しいっ!シーズン中にもう一度くらいは食べられるかな???