先週の日曜日、愛媛県の宇和島市に私用で行ってきました。その帰りに内子町に寄ってみたので今日はそのプチトリップの日記です。
内子町は以前から一度は訪れてみたかった町です。急な思いつきでしたが泊まってゆこうと...。
宿泊したのは内子町の入り口にある「旅館 松乃屋」さん。内子座のすぐ近くにある旅館です。急な宿泊にもかかわらず快く対応してくれました。
▼旅館 松乃屋
古い旅館ですが汚い感じはまったくなく、内子町の町並みに合う古い佇まいながらもちゃんとお手入れをされているようです。部屋は一室しかない洋室にしてもらいました。
▼寅さんもご宿泊
部屋について少しゆっくりしてからお風呂です。部屋にもユニットバスはあるのですが、同じフロアの浴場に行ってみました。時間も早く一番風呂でした。露天ではないけど天井までガラス張りになっていて、開放感があります。夜なら星空も見えて良い感じでしょう。この浴場は時間によっては家族風呂としても利用できるそうです。
▼夕食
食事は1階のレストランでとりました。和室の場合はお料理が部屋出しだそうです。
楽しみにしていた夕食ですが、肝心な夕食の写真を撮り忘れました（汗）唯一の写真がこの一枚。魚そうめんにシソを乗せたモノ。
【夕食の御献立】
- 先付け：胡麻豆腐
- 前菜：丸寿司・豆栄螺・柚子・鴨白胡椒・アマゴ・ふかみがらし
- お吸い物：魚そうめん、湯葉・三つ葉
- お造り：その日に仕入れた宇和海産お魚三種盛
- お肉の料理：内子豚とひしを味噌の陶板焼き
- 合肴：鰆の信州魅し
- 酢物：麦酢味噌で食べる木耳コンニャク
- ごはん：雑穀米
- お漬物：手作り漬け物三種
- デザート：手作り柚子ゼリー
部屋に戻り「じゃらん」で検索してみると、だいたいこんな感じのメニューだったと思います。味付けが濃くはないけどそれぞれの素材の味がしっかり出ていて美味しい！優しさを感じる味です。どのお料理も美味しかったのですが、「麦酢味噌で食べる木耳コンニャク」、「内子豚とひしを味噌の陶板焼き」が特に美味しかったです。
一緒だった彼女も食が細い。本来なら地酒でも飲みながらゆっくりと地元の食事を楽しむところですが、二人ともきっと貧乏性なのでしょう。短期決戦タイプです(汗) 中盤過ぎにはすでにお腹いっぱいの状態です。量が多いです。
私たちの様子を見てわかったのでしょう。食事を運んでくれている女の子が優しく声をかけてくれました。
「この地域ではお客様をおもてなしする時には余るほどの料理をお出しします。お料理が残ることは当たり前です。好きなものだけ食べ、残すことは気にしないでくださいね！」と...。
私は最後のご飯までは行き着けませんでしたが、どのお料理も美味しく、量も多く大満足です。
疲れのせいかその夜はいつの間にか眠りに落ちていました...。
宿泊した日は雨が降り続き、町並みをあまり散策できなかったので、翌日の早朝散歩がてら町を歩きました。写真多めなので少々コンパクトにしてみました。
古い町並みを歩いているだけですが、早朝なので気持ち良いです。
外は昨日からの雨がまだ残っています。しっとりとした感じが古い町並みにはあっているように思います。
雨のせいで少し桜も散っていますが、まだまだ堪能できます。
内子町の奥のほうには『重要伝統的建造物群保存地区』があります。
▼ヘアーサロン？
こちらはヘアーサロンだそうです。
朝早く人通りもありませんでしたが当然のことながらこの町には人が住んでいます。この町並みを保存してゆくためには住んでいる方々の協力あってのことでしょう。素晴らしいことだと思います。
散歩も終え、お楽しみの朝食です。昨晩、あれだけ食べたのに一晩経つと朝食の時間にはお腹が減っています。夕食の美味しさからして朝食も期待大です。
▼朝からボリューム満点！
よくある旅館の定番朝食とは絵面が違うでしょ？ボリューム満点です。
夕食同様、どれを取っても美味しいっ！
▼伊予鯛さつま
内子町の味噌に鯛のすり身を入れて出汁で伸ばしたモノです。これを麦ごはんにかけて食べるのですが、美味〜っ！
ホントに美味しくて3杯も食べてしまいましたよ（汗）朝からお腹いっぱいです。
たっぷりの朝食のあとは少しだけ部屋でゆっくり。
日頃の騒ついた日常を離れてゆっくり時間過ごすことができました。 急な思いつきだったけどこの町に来て、この旅館に泊まってホントに良かったと思います。
せっかく休みをとったので次の目的地へ向かうことにしました。
次の目的地の話は別に書こうと思います。
〜続く〜
